• 特別展あわじオーキッドフェスティバル開催中!

    

オンシジウム・シャリーベイビー ‘スウィートフレグランス’

【展示室2】

オンシジウム・シャリーベイビー ‘スウィートフレグランス’ は、10 月から 3 月にかけて、深い赤と白の小さな花をたくさん咲かせる人気のランです。
背が高くしなやかに伸びる花茎の先にびっしりと花をつけ、ふんわりと漂う甘い香りが魅力の品種です。特に朝から午後の早い時間にかけて、濃厚なチョコレートの香りが最も強く感じられます。

栽培しやすいことでも知られており、花茎は 約 60 cm以上に伸びることも。
開花期になると、甘い香りが数週間もお部屋いっぱいに広がります。

チョコレート好きの方にも、香りのよいランをお探しの方にも、ぜひ育ててみてほしいおすすめの品種です。

学名:Oncidium Sharry Baby ‘Sweet Fragrance’
植物分類:ラン科オンシジウム属


    

ウツボカズラ(ネペンテス)

【テラス】

熱帯アジアにすんでいる「ウツボカズラ(ネペンテス)」。
ウツボカズラは、つるのようにのびて他の植物にからまりながら育ちます。
葉っぱの先がふくらんでできる“ふくろ”が、虫とりのわなになっています。

フタの裏にはあまい蜜が出るところがあり、いいにおいで虫をおびきよせます。
入り口はツルツルしていて、虫はすべって中に落ちてしまいます。
中には強い消化液がたまっていて、虫は出られません…!

小さなものは小指サイズでかわいいですが、大きいものはなんと45cmもあって、
ネズミまでとらえてしまうことも!
2022年8月20日(土)に、兵庫県立フラワーセンターが栽培する食虫植物ウツボカズラの一種
「ネペンテス・トランカータ」の捕虫袋が、 公式記録55.5㎝で世界最長の捕虫袋として、
世界記録に認定されました。

ちなみに、この”ふくろ”の上にフタは、虫を閉じこめるためではなく、雨よけなのです!

学名:Nepenthes
植物分類:ウツボカズラ科ウツボカズラ属
原産地:東南アジア


    

セファロタス・フォリキュラリス

【テラス】

セファロタスは、オーストラリア南西部の湿地にだけ自生する、とても珍しい食虫植物です。
「1属1種」しか存在しない特別な仲間で、植物の世界でも貴重な存在です。

葉が変化してできたつぼ型の“ピッチャー”で虫をとらえる点は、ウツボカズラやサラセニアとよく似ていますが、分類的にはまったく別の植物です。

セファロタスのピッチャーは、小さいながらもよくできていて、
・虫を誘導するための中央のひだ(フランジ)
・2本の側翼には細かい毛が密生
これらの構造で、地面を歩く虫(とくにアリ)を、うまくピッチャーの口まで導きます。

蜜のにおいに誘われた虫は、中へ入った瞬間につるつる滑って底に落下!
中には消化酵素の入った液体があり、虫はやがて消化されて栄養になります。
いったん落ちると、内側の段差や形状により脱出できません。

学名:Cephalotus follicularis
植物分類:セファロタス科セファロタス属
    (フクロユキノシタ科フクロユキノシタ属)
原産地:オーストラリア南西部


    

ハイドゥンツバキ(カイドウツバキ)

【特別展示室】

 約100年以上前に発見されていますが、現在までほとんど知られていなかった種です。
高さ2~3mになる半耐寒性常緑低木で、樹々の下などの暗い場所に生育するツバキの仲間です。ほとんどのツバキは頂生(ちょうせい)といって、枝の先に花を付けますが、この種は腋生(えきせい)、つまり葉のつけねの部分に花を付けるタイプです。

花の色は桃紅色、質感もこれまでにはない肉厚で、蝋細工のように美しい花が魅力です。花弁は6弁以上つき半八重に見えます。また、白花品種も存在しており、清らかさを象徴するような純白の花を咲かせます。赤みを帯びた新芽との対比が美しいのも特徴です。当館では、白花も栽培展示を行っており、時期によっては、紅白同時開花を迎えます。

 カイドウツバキ(海棠椿)とも呼ばれ、ベトナム語で「海棠」は「Hi Duong」、日本語では「ハイドゥン」「ハイドン」と呼ばれています。ベトナムのテト(旧正月)にはこの花が使われるようです。

2018年時点で、国際自然保護連合(IUCN)により野生では絶滅したと宣言されており、現在は植物園や栽培下でのみ生き残っています。

学名:Camelia amplexicaulis
和名:カイドウツバキ
別名:ハイドゥン(Hi Duong)、ベトナム椿
植物分類:ツバキ科ツバキ属
原産地:ベトナム北部


    

クレロデンドルム・スペキオスム(ベニゲンペイカズラ)

【展示室2】

クレロデンドルム・スペキオスム(Clerodendrum × speciosum)は、アフリカ原産のゲンペイクサギ(Clerodendrum thomsoniae)とベニバナクサギ(Clerodendrum splendens)の交配種です。
名前のとおり華やかで見事な常緑つる性低木です。

ハート形の葉に、夏から秋にかけて赤い花と、つぼみの頃は桃色、開花時には白っぽく変化する美しい苞を房状につけ、そのコントラストがとても魅力的です。秋には青い実をつけることもあります。

濃緑色で深い葉脈の葉と、長い茎の先端に咲く花姿は存在感があり、日向から日陰まで幅広い環境に順応するため、育てやすいのも魅力です。トレリスやフェンス、アーチ、柱などに誘引することでより美しく仕立てることができ、風を避けられる場所での地植えが特に向いています。

鮮やかな花色が季節を通して楽しめる、観賞価値の高いつる植物です。

学名:Clerodendrum × speciosum
植物分類:シソ科クサギ属



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