約8mのパーゴラに植栽されたヒスイカズラ。見ごろになると翡翠色の花が藤のように垂れ下がります。
その様子は圧巻!
宝石の翡翠のような花色が魅力のヒスイカズラが、今年も咲き始めてきました!
フィリピン、ルソン島に自生する熱帯つる性植物です。藤のように花穂を長く下垂させ、長さ7.5cmほどの美しいエメラルドグリーンの花を多数咲かせます。その穂の長さは、時には1m以上に及ぶこともあります。
ヒスイカズラの和名は、花色が宝石の翡翠(ひすい)に似ていることから名づけられました。同様に英名も、ジェードバイン(ジェード:翡翠、バイン:つる)とよばれます。
花も無数にありますが、このように目が覚めるような鮮やかな色の花を咲かせる植物は、他ではなかなか見受けません。
栽培には高温を要し、大型になることから一般家庭での栽培は難しく、もっぱら植物園などでの栽培に限られます。当館では、2000年の花博に合わせて植栽され、2005年に初めて開花しました。今年も多数のつぼみをつけています。
学名:Strongylodon macrobotrys
植物分類:マメ科ヒスイカズラ属
原産地:フィリピン
形態:つる性植物
【2023年4月27日(木)】
見晴らしデッキと反対側が見ごろです。見晴らしデッキ側は終了しました。
【2023年4月19日(水)】
少し寂しくなってきましたが、まだご覧いただけます!
【2023年4月9日(日)】
【2023年3月22日(水)】
【2023年3月6日(月)】
2023年、第一号の花が開花しました。
写真にあるパネルのような状態がヒスイカズラの開花状態です。ぜひご来館の折には観察してくださいね。