原種ハイビスカス ー ヒビスクス・アーノッティアヌス

2025年9月18日

【展示室5】

ハイビスカス・アーノッティアヌスは、「ハワイアン・ホワイト・ハイビスカス」またはハワイ語で「Kokiʻo keʻokeʻo(コキオ・ケオケオ)」として知られる、
ハワイ固有の植物です。
白い花と特徴的なピンク又は赤色のおしべが目を惹くお花です。

葉は楕円形で表面が滑らか、縁はややギザギザしており、長さは約10〜15センチ。
葉脈や葉柄が赤みを帯びるのも特徴です。
また、朝に花が開くときと夕方に閉じる直前に、最も強い香りを放ちます。

主にオアフ島のワイアナエ山脈とコオラウ山脈、
そしてモロカイ島の湿った森林に生育しています。
ほぼ絶え間なく花を咲かせる習性や、美しい白と赤の花のコントラスト、
さらにハワイ文化における重要な役割から大切にされてきましたが、
一部の亜種は絶滅危惧種に指定されています。

学名:Hibiscus arnottianus
英名:O‘ahu white hibiscus―オアフ島の白いハイビスカス
植物分類:アオイ科フヨウ属
原産地:ハワイ・オアフ島

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