シンガポール植物園から天皇皇后両陛下のお名前がついたランが贈られました

2022年11月25日

日本初の展示!天皇陛下のお名前がついた「デンドロビウム ナルヒト コウタイシ デンカ(徳仁皇太子殿下)」をただいま展示しております。

Dendrobium Naruhito Kotaishi Denka (Den.Ruth Rollinson × Den. Fran’s Jewel)

シンガポール植物園と淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」との間で、本年10月10日にMoU(Memorandum of Understanding 参考2)が合意されたことに伴い、シンガポール植物園からあわじグリーン館に対し、「天皇陛下」のお名前の付いたラン「ナルヒト コウタイシ デンカ」(参考1)が贈呈されました。
 シンガポール植物園では、品種改良したオリジナルのランを育成し、各国の皇族や元首を中心にその名前を冠し「VIPラン」として贈呈されています。
 贈呈いただいたランは、現在、あわじグリーン館特別展示室にて、シンガポール植物園と既に姉妹提携している県立フラワーセンターに贈呈された「皇后陛下」のお名前の付いたラン「マサコ コウタイシ ヒデンカ」とともに、展示しています。

(写真左)
兵庫県園芸・公園協会 理事長 伊藤裕文
(写真右)
シンガポール植物園 園長 タン・プァイ・ヨック
(写真左)
あわじグリーン館に贈呈された「ナルヒト コウタイシ デンカ」
(写真右)
県立フラワーセンターに贈呈された「マサコ コウタイシ ヒデンカ」
MoU締結書

(参考1)ラン命名の由来について
現天皇皇后両陛下が1993年に御成婚されたことを記念し、国立シンガポール植物園で新たに作出されたランに当時の両陛下のお名前を学名につけ、贈られたものです。 日本国内の植物園では初の展示となります。(命名には、当時シンガポール国立公園公団開発部長であった当館館長 稲田 純一が深く関わったという縁があります)
(参考2)MoU(Memorandum of Understanding)について
国立公園局(シンガポール植物園)と兵庫県園芸・公園協会(あわじグリーン館)との覚書
① 合意日 2022年10月10日
② 内 容 スタッフと学術情報および資料の交換を奨励します。これら取組により、両機関における研究および教育プロセスが強化され、両機関間の相互理解を増進します。         両機関は、それぞれの学術的および教育的ニーズに基づき、双方が関心を有する次の活動を促進します。

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