カカオ・ココア・チョコレートの奥深い世界を学ぶ―
ムッシュ・フルーリによる植物雑学セミナー第3弾!
神々の食べ物!カカオのヒミツを探ろう!
カカオの学名―Theobroma cacao。
「Theobroma」はギリシャ語で、 theos(神)+ broma(食べ物)=「神々の食べ物」という意味です。カカオ(cacao)はラテンアメリカ先住民語の「kakaw」が由来となっています。
18世紀に植物学者カール・リンネによって命名されました。
そして、カカオの木のふるさとはアマゾンの熱帯雨林。幹から直接花を咲かせる「幹生花(かんせいか)」という珍しい咲き方をし、ミツバチではなく“コバエ”が受粉を助けるなど、不思議な生態を持っています。ラグビーボールほどの大きな果実の中には白い果肉とカカオ豆がぎっしり。これらが発酵・乾燥・焙煎を経て、あの香り高いチョコレートへと生まれ変わる――まるで魔法のような変化の過程もご紹介します。



「チョコレートってそもそも何?」という基本から、
代表的なカカオの品種、生産地域や農園の取り組み、
カカオビーンズの選び方、チョコレートの歴史、
そして健康との関係まで――。
知れば知るほど奥が深い、チョコレートの魅力を幅広く・楽しく学べる内容です。
さらに!「第四のチョコレート・ルビーチョコレート」の試食も行います!
ルビーチョコレートは、ダーク・ミルク・ホワイトに次ぐ新しいチョコレートとして2017年に誕生した、自然のピンク色が特徴のチョコレートです。着色料や果実フレーバーを使わず、ルビーカカオ豆そのものがもつフルーティーな酸味と華やかな色合いを活かして作られています。
ほんのりベリーのような味わいと爽やかな口当たりは、これまでのチョコレートの概念を変える新しい魅力として話題になっています。
チョコレートが好きな方はもちろん、食に興味のある方、学びながら楽しみたい方におすすめの講座です。あなたも、五感で楽しむチョコレートの旅に出かけてみませんか?

開催日:11月15日(土)
時 間:13:30~15:00
定員:20名 ※要予約
参加費:500円 ※別途入館料必要
会場:淡路夢舞台公苑温室 あわじグリーン館
講師:石田 均(兵庫県立淡路夢舞台公苑温室あわじグリーン館ディレクター)
兵庫県立フラワーセンター元園長。園長時代から「ムッシュ・フルーリ」の名前で植物にまつわる様々な雑学講座を開催。ユニークで楽しい講座内容から毎回定員に達するほどの人気。