【展示室1】
ナミビア南西部から南アフリカ共和国北西部、ナマカランドとよばれる地域に自生するアロエの仲間です。太い茎は、水や養分を蓄えるタンクの役割をしており、雨がなくても何年も生きることができるといわれています。
“ディコトマ”とは、茎が繰り返し2つに分岐することを意味します。ご来館の際には、実際に茎が2つに分岐している姿に注目してください。

花期は12月ごろで、レモン色の花を咲かせます。
当館にあるアロエ・ディコトマは「樹齢約320年」と推測されています。自生地では、若いつぼみが食用とされ、その姿・味ともにアスパラガスに似ているといわれています。



学名:Aloidendron dichotomum
植物分類:ツルボラン科(ユリ科)アロエ属
原産地:ナミビア、南アフリカ