【テラス】
セファロタスは、オーストラリア南西部の湿地にだけ自生する、とても珍しい食虫植物です。
「1属1種」しか存在しない特別な仲間で、植物の世界でも貴重な存在です。
葉が変化してできたつぼ型の“ピッチャー”で虫をとらえる点は、ウツボカズラやサラセニアとよく似ていますが、分類的にはまったく別の植物です。
セファロタスのピッチャーは、小さいながらもよくできていて、
・虫を誘導するための中央のひだ(フランジ)
・2本の側翼には細かい毛が密生
これらの構造で、地面を歩く虫(とくにアリ)を、うまくピッチャーの口まで導きます。

蜜のにおいに誘われた虫は、中へ入った瞬間につるつる滑って底に落下!
中には消化酵素の入った液体があり、虫はやがて消化されて栄養になります。
いったん落ちると、内側の段差や形状により脱出できません。


学名:Cephalotus follicularis
植物分類:セファロタス科セファロタス属
(フクロユキノシタ科フクロユキノシタ属)
原産地:オーストラリア南西部