【展示室1】
ハエを呼び寄せて受粉する、ふさふさ毛深いヒトデのような星形の花が特徴の、
スタペリア・ヒルスタが見ごろです。
南アフリカ原産の多肉植物。
四角い肉厚の茎と、ヒトデのような大きな星形の花が特徴です。
花は夏の終わりから秋にかけて咲き、表面には赤紫色の毛が生えていることが多く、まるで動物の体のよう。その外見とともに、腐った肉のような匂いを放つことで、ハエを引き寄せて受粉します。
花の匂いは強烈ですが、自然界の戦略としてとてもユニーク!
受粉が成功すると、美しいツノ状の種子ができます。
<スタぺリア・ヒルスタのチェックポイント!>
・花の色は紫赤〜濃えんじ色。表面には縞模様も。
・毛の量や配置はさまざまで、地域や個体ごとに異なります。
・「毛むくじゃら」なものから「つるつる」まで!
ちょっとグロテスク?
でも目が離せない不思議な魅力。
名前の通り、ヒトデのような花をぜひ近くで観察してみてください!
学名:Stapelia hirsuta
植物分類:キョウチクトウ科スタぺリア属
原産地:南アフリカ(ケープ州、ナミビア)


