牧野博士、淡路島上陸!
全国各地を調査し、約2500種の植物を発見し命名した牧野富太郎。日本各地をまわり、植物愛好家を指導して、植物学を大衆にまで広めました。その中で、牧野博士は淡路島に2度、足を運ばれていました。昭和11年に洲本市、昭和14年洲本市と南あわじ市と記録が残っています。
神戸市に池長植物研究所が出来たことがきっかけとなり、関西各地での活動が増えてきた牧野博士。
牧野博士の活動には、地域の植物や自然を愛する方たちが関わっています。
今回の展示では、牧野博士が兵庫県・氷ノ山で植物採集をする様子の映像や、牧野博士を支えた神戸にゆかりのある2人にスポットを当てたドキュメンタリー「花在ればこそ吾も在り-世界的植物学者を支えた神戸人」(提供;サンテレビ)の放映と、橋本光政氏の著書「兵庫県花の歴史探訪」を基に、淡路島での活動やゆかりの人たち等を紹介。
また、牧野博士が訪れた場所、淡路島の植物研究を行っていた人達、牧野博士に記念として贈られた書物なども記しています。牧野博士の淡路島での足跡を、ぜひお楽しみください。
姫路市立手柄山温室植物園保有の牧野富太郎博士が命名した植物を、連携事業として展示室3くらしのみどりにて展示しています。
岩の上や海岸沿い、山の奥、湖畔。自生地でしっかり観察するのが難しい植物たちを、間近でごらんください。
「まきのくまたろう」くんと記念撮影ができるフォトスポットを併設!ぜひご来館記念に撮影してくださいね。
植物のなぜなに?!牧野博士に聞いてみよう!
展示室4しんかのにわにて、現在、「植物のふしぎ―牧野博士に聞いてみよう!」を開催中。
質問カードに、聞いてみたいことを書いてボードに貼ると、「あわじグリーン館の牧野博士」が質問に答えてくれるよ!