宝石の塔「Tower of jewels」 とも呼ばれるエキウム・ウィルドプレッティと、マデイラ諸島の誇り、大西洋の真珠とも呼ばれるエキウム・カンディカンスが登場しました。
樹液が赤くなることから「竜血樹」と呼ばれるドラセナ・ドラコもご覧いただけます。
現地では高さおよそ2mにも及ぶエキウム・ウィルドプレッティ。ウィルドプレッティは一番よく栽培されている種となり、葉は銀白色を帯び、春に淡桃色の花を密に着かせます。一度、花を咲かせて種をつけると枯れてしまう一回結実性植物です。
雄しべの先端についている花粉が集まった葯(やく)は青く、真っ白の部分は雌しべです。
光があたると銀白色の葉と雄しべ&雌しべがキラキラして見えます。その名の通りまさに宝石の塔。
ちなみに雄しべの葯の青を見る時はちょっと影になったほうが青さが分かりやすいと思います。
ぜひ観察してくださいね。
◆エキウム・ウィルドプレッティ Echium wildpretii
◆原産=カナリア諸島
◆ムラサキ科エキウム属
◆エキウム・カンディカンス Echium candicans
◆原産=アフリカ西岸マデイラ諸島
◆ムラサキ科シャゼンムラサキ属