※2024年6月23日(日)、無事に2個目のツボミも開花しました! 画像追加しました。(6/27)
2000年に開催された国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2000」(以下淡路花博)のために、中国・雲南省にある昆明植物研究所より淡路夢舞台温室へ贈られた「紅花山玉蘭」。
日本では当館のみ保有の貴重な植物です。
お椀ほどの大きさの花びらが平らになって並び、その中央にしべ類が柱状に集合している様が、お釈迦様が蓮座に座っているように見られることから「仏教の聖花」ともいわれている貴重な花木です。
学名:Magnolia delavayi forma
和名:紅花山玉蘭(べにばな・さんぎょくらん)
科属:モクレン科モクレン属
原産:中国・雲南省
淡路花博開催から2年後の2002年8月13日、日本で初めて紅花山玉蘭(Magnolia delavayi forma)が開花し、その後はなかなか花を見ることがありませんでした。
日本でただ一つの花でありながらも、当時贈られた株は2002年の開花後に枯れてしまい、挿し木で維持をしてきました。
初開花から14年後の2016年6月22日(水)、挿し木でとっていた6本のうちの一つからつぼみがつき開花を見ることができました。
そして2019年の6月24日(月)、2007年8月26日に2002年の挿し木6本のうちから、さらに挿し木をとった株から開花しました。
2002年、2016年、2019年、そして2024年。
初開花から24年を経て、今回は貴重なつぼみが2個つき、開花を迎えました!
2つ目のツボミ開花の瞬間。6月23日(日)の開花を16倍速で編集しました。
開花までの経過はYoutubeにてごらんください。
<画像で追う経過>
今回はちょっと白が強かったようです。日照不足なのかもしれません。
次のツボミはどうでしょうか?!今月末か来月くらいには開花の予想です!
こうご期待ください。