ゴメサ・ラディカンス

2025年10月6日

【展示室2】

香り豊かで小さくて可憐なラン「ゴメサ・ラディカンス」は、
ブラジル南東部の大西洋岸(標高約400m)に自生する米粒サイズの小さな着生ランです。

自生地では日差しがほとんど届かない木陰で、豊富な水分のある環境に生育しています。
栽培下でも弱光〜中程度の光たっぷりの水やりを好みます。

細く明るい緑色の葉と小さなバルブが密集し、短期間で丸く整った美しい株姿に成長します。

暖かめの環境を好みますが、やや涼しい条件にもよく適応するため、幅広い環境で育てることができます。鉢植え、バスケット、板付けなど、育て方を選ばず楽しめます。

約6mmほどの蕾から、甘いハチミツのような香りを放つ可憐な花が次々と咲き、4週間以上楽しむことができます。開花は春と秋の年2回に見られ、長く美しい花姿を堪能できます。

学名:Gomesa radicans
植物分類:ラン科ゴメサ属
原産地:ブラジル南部~南東部

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