マンドラゴラ・オフィキナルム

2026年1月1日

【アトリウム】

ギリシャ神話、旧約聖書創世記にも登場するたいへん古い時代から知られている植物で、多厚した根が二股になっていることから、しばしば人間に例えられ、さまざまな伝説を生み出してきました。

一般に、ヨーロッパでマンドラゴラとして知られているものに春咲きで白い花を咲かせるオフィキナルム種(別名:メイル(雄)・マンドレイク)が開花しています!

そして、秋咲きで青い花を咲かせるアウツムナリス種 (別名:フィーメイル(雌)・マンドレイク)も同時開花!現在、当館では「雌雄」「ご夫婦」で同時に展示中です!

この植物を有名にしている言い伝えの一つに、「引き抜く際に、恐ろしい悲鳴を聞いた人間は狂死し、そのため、黒い犬に引き抜かせ、身代わりにさせた」いうのがあります。人気を博した“ハリー・ポッター”の映画の中で、薬草学の授業中、大きな耳あてをしてマンドラゴラの植え替え作業をしていた1シーンがありました。

また、媚薬効果、受胎効果があると信じられ、古代エジプト時代の壁画に、マンドラゴラの匂いを嗅ぐ女性たちの像が描かれた壁画が残されています。

全草に幻覚症状をおこすアルカロイドを含むため、このような数々の伝説が作られたのかもしれません。

学名:Mandragora officinarum
植物分類:ナス科マンドラゴラ属
原産地:地中海沿岸地方(イタリア北部バルカン半島西部)

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