パピリオナンセ・テレス

2026年2月4日

【展示室5】

パピリオナンセ・テレスは、ネパール東部、ブータン、インド北東部から、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、中国南部にかけて広く分布し、アンダマン諸島およびニコバル諸島でも確認されている着生ランです。このタイプのランの中でも、特に知名度が高く、分布域の広い代表的な種として知られています。

標高 250~850m の地域に自生し、タイでは各地で見られますが、特にドイ・ステープ(タイ北部チェンマイ近郊のステープ山頂)やメーホンソーン(タイ北西部、ミャンマーとの国境に位置する県)、
チェンライ(ミャンマー、ラオスと国境を接するタイ最北端の県)など、北西部の山岳地帯に大きな自生群落があります。
本種は 1915年、フリードリヒ・リヒャルト・ルドルフ・シュレヒターによって記載されました。

細長い円筒状の葉を持ち、蝶が舞うような優雅な花を咲かせるのが特徴です。
花色はピンクからマゼンタ系が多く、個体によっては濃い模様が入ります。

単茎性の着生ランで、一本の茎に沿って葉をつけ、上向きに成長します。
暖かく湿度のある環境と十分な日光を好み、木などに着生させて育てることができます。

学名:Papilionanthe teres
別名:棒バンダ
植物分類:ラン科パピリオナンセ属
原産地:東ヒマラヤ、中国南中部、南・東南アジア

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